三菱新型DLPプロジェクターLVP-D1208視聴会

主な特徴
・ワイドXGAパネル搭載
・2000:1の高コントラスト比を実現
・高性能回路により滑らかなフィルム画質を実現
3月15日 D1208視聴会

3管時代から三菱の製品には好感を持っていた。また同社初のDLPプロジェクターという事もあり、その画質はとても気になっていた。そこでイベントに参加してきた。
スターウォーズEP2-草原の中でアナキンとお姫様が語り合うシーンでは草や花びらをクリアーに一枚一枚描いている。ざわつきも無くSNが良い。宇宙空間では黒が潰れず、透明感溢れる黒の描き方。
宮廷料理人-グリーンの描き方に注目、くすんだグリーンから明るいグリーンまで綺麗に描く。
スリーピー・ホロウ-誤差拡散ノイズの有無と暗部の階調表現に注目、誤差拡散ノイズについてはまったく見受けられず。暗部の階調表現も潰れずに伸びていく感じ。コントラストとSNの良さが際立っている。
ジェヴォーダンの獣-DVI接続でPAL盤を視聴。一見ハイビジョンと見間違える程の高解像度でアナログ接続より更に一皮剥ける鋭い映像。色彩もカチッと引き締まる。特に赤の純度とSNが良い。
・サッカーワールドカップ-ハイビジョンより。動きの早い場面でもぶれる事なく引き締まった映像。グラウンドの芝生の描き方もクリアー。ユニフォームや看板に使われている赤の描き分け方に注目して視聴したが再現性や描き分け方が良好。明るい赤から、やや暗めの赤まできっちりとした描きわけ。
・浜崎あゆみ-紅白歌合戦より。衣装の白に注目、明るい色でもきっちりとした階調表現。
・トイストーリー-原色に近い色でもノイズ感がまったく無くクリアー、色彩のきれが良好、にじんだ感じも無かった。DLPで問題になりがちなクロマエラーはまったく見受けられなかった。
・ミッション・トゥ・マーズ-全白から全黒に移行する固定画素方式のPJには最も辛いと思われるシーンを視聴。飽和していない白から潰れない黒まで綺麗に描く。コントラストの対比が良好。
エイジオブ・イノセント-ハイビジョンより。立体感、質感、階調表現どれも良好。字幕等にもオーバーシュートが見受けられず白がキリリと引き締まる。
まとめ
同社初のDLPという事もあり期待していたのだが、その出来は期待以上だった。切れの良い映像は同社の3管プロジェクターにも通じる物があると思う。映画に合わせた画作りといった点では松下の三板式より上かもしれない。実売40万クラスでは1番の階調表現が出来る製品だと思う。あと同社ではDMDパネルの最新バージョン(ver2.5)を搭載したPJを開発中、秋頃の発売を予定しているとの事。こちらの出来もまた楽しみである。